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ICI総合センターは、技術・環境・人間社会・文化芸術など様々な分野の重層的なネットワークを活用し、パートナーと共に様々な社会的課題解決をビジネスとして実現させていく、国内初の総合イノベーションプラットフォームです。
この新しいプラットフォームの核となるICIラボの開所に合わせて、独自の技術やサービスアイデアを持つベンチャー企業はもちろん、起業家精神をもつすべての方々=Pioneerを対象としたアイデアコンテストを実施します。
募集対象は、すでにサービスとして一部ローンチしているものから空想段階のものまで、社会課題解決を目指すアイデアであればOK。また、面白い独自技術や独創的なサービスのアイデアはあるが、どの様に活用・実現してよいか悩んでいる、その様なものでも構いません。
優れたアイデア・構想については、その実現と社会実装に向けた支援を行わせていただきます。例えば、ご希望に応じてMAEDA SII※による出資を行います。出資を行わない場合でも、ICIが誇る専門家ネットワークを通して、実現に向けた様々な協力と支援を実施させていただきます。なお、選出されたアイデアは、2019年2月15日(金)のICIラボの開所イベントにて、マスコミや来場の皆さまに対するプレゼンテーションの機会が与えられます。事業を加速させたいベンチャー経営者や、起業を望んでおられるアントレプレナーの皆様にとって、大きなチャンスの場となると考えます。
世界を前進させたい。空想をカタチにしたい。この事業で社会を幸せにしたい。そんな強いPioneer精神を抱く皆さまからの応募を、お待ちしています。
※MAEDA SII …MAEDA SII(Social Impact Investment)とは、前田建設が実施している、社会的課題の解決に取り組むベンチャー企業に対する資金的支援の仕組みです。
事業化のフェーズに応じて最大1億円程度の出資を行っています。
社会的課題の解決を目指すベンチャー企業の皆様などから、独創性あるビジネスアイデアを募集します。
優秀なアイデアには資金提供、様々なマッチングや実験設備提供など、
インキュベーション・イノベーションに関する多様な支援メニューを提供させていただきます。
この度はICI INNOVATION AWARDSへご応募をいただき、誠にありがとうございました。2月15日最終審査会にて、受賞者が決定いたしました。
受賞者一覧はこちらのPDFよりご覧ください。
ICI INNOVATION AWARDSへご応募をいただき、誠にありがとうございました。告知開始から締切まで約2週間とわずかな期間だったにもかかわらず、全国の開拓者精神をお持ちの皆様から、我々の想定を上回る約50件のご応募をいただくことができました。
いずれ劣らぬ提案ばかりで、評価は大変難しいものとなりましたが。厳正なる選考の結果、2月15日の最終審査会では、次の5社様にファイナリストとしてご発表いただくこととなりました。ここにご報告いたします。
今後、最終審査会までの期間で、ファイナリスト5社様と当センターメンバーが共同でビジネスアイデアを掘り下げ、最終審査会でのプレゼンテーションに臨んでいただくこととなります。
なお、当センターといたしましては、今回惜しくもファイナリスト選外となられた皆様・各社様とも、以降関わりを持たせていただくべく、何らかの提案をさせていただきますので、どうぞよろしくお願い致します。
あらためまして、多くの皆様よりICI INNOVATION AWARDSへ数多くのご応募をいただきましたことに対し、心より感謝申し上げます。
今後とも、弊社ならびにICI総合センターへの変わらぬご指導、ご鞭撻の程、お願い申し上げます。
2019.01.18 Update
選考結果詳細はこちらのPDFよりご覧ください。
募集対象者 | 社会的課題の解決に取り組むベンチャー企業に加え、これから起業・事業化を考えている個人や研究機関などの方々も応募可能です。 | |
対象内容 | 社会課題を解決し豊かな社会を創造につながる、そのような独自性ある技術や活用アイデア、独創的なビジネスプランなどを募集いたします。 社会を豊かにするためのインフラはハード・ソフト両面で様々な分野と関わりを持つため、業種や事業分野、技術分野などは問いません。 情報、ロジスティクス、医療・ヘルスケア、メディア、エンターテインメントなど、あらゆる分野から幅広くアイデアを募集します。 | |
募集期間 | 2018年12月25日(火) 17:30 受付締め切り (2019年1月10日(木)17:30までに、一次審査結果のお返事をさせていただきます) ICI INNOVATION AWARDS 第一次選考結果通知延期のお知らせ |
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応募方法 |
・アイデア/プラン概要=400字 ・アイデア/プラン添付画像=1枚 必要事項と合わせてWEB上の応募フォームからご応募下さい。 |
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受賞者特典 | 最終審査で以下の賞を受賞した企業には、以下の支援を行います。 (1)最優秀賞(1社) (2)優秀賞(1社) (3)ファイナリスト賞(ファイナリスト企業全社) (1)~(3)の選定企業には、応募アイデアの実現に向けた共創事業パートナーとして様々な取り組みと支援をさせていただきます。 例えば、MAEDA SIIにより、事業規模やフェーズに応じた出資を、ご希望により実施させていただきます。 さらに、当センターの施設や実験設備などをご自由に活用いただく、当センターのインキュベーション支援メニューを利用いただく、 当センターの専門家ネットワークによるメンター支援を受けていただくなど、総合的な起業・事業支援を受けることが可能となります。 また、情報公開できない等により、ファイナリストに選ばれなかった場合でも、出来る限り共創や支援の検討させていただきます。 |
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応募費用 | 応募費用は無料です。 | |
審査内容 | 【一次審査】 応募アイデアの中から、最終審査会に進むファイナリストを5件程度に絞り込みませていただきます。 【最終審査】 当センターの開所式典の中のイベントとして行われ、1件あたり10分程度のプレゼンテーションと質疑応答を行って、受賞者を決定する予定です。 |
12月10日(月) | 応募開始 以降、応募をいただいた各社様と随時面会を実施 |
12月25日(火) | 応募期限 |
1月10日(木) |
一次審査結果の連絡、ファイナリストの決定 以降、ファイナリストの各社様と当センターメンバーが共同で ビジネスアイデアを掘り下げ、決勝戦に向けた準備を実施 ICI INNOVATION AWARDS 第一次選考結果通知延期のお知らせ |
2月15日(金) |
ICI総合センター開所式 ベンチャービジネスアイデアコンテスト最終審査会 【最終審査会について】 最終審査会は、当センターの開所式典の中のイベントとして行われ、1件あたり10分程度のプレゼンテーションと質疑応答を行って、 受賞者を決定する予定です 日 時:2019年2月15日(金) 15:30~(予定) 場 所:ICI総合センター 〒302-0021 茨城県取手市寺田5270 参加者:一次審査で選ばれたファイナリスト5社程度 |
・応募いただいた内容は秘密情報として厳格に取り扱い、当センターの本件関係者以外に公開いたしません。
・審査の結果に関わらず、応募いただいた皆様へ当センターとして皆様とどのように関わらせていただくか提案をさせていただきます。
・応募内容に関わる知財やノウハウ、営業情報等の秘密事項については、応募段階では記載してただく必要はございません。必要に応じて守秘義務契約を締結させていただきます。
・既に公表済みのアイデアや実際に実現している技術・サービスを用いたアイデアも応募の対象とします。自由記載欄にその旨の記載をお願いいたします。
・ファイナリストは、提案者、内容等の公表に合意をいただいた方々の中から選定させていただきます。
・応募いただいた提案書は、原則として返却致しません。
少子高齢化により,各種産業で設計や製造技術の知識・経験を有する人材の不足が予測されます。国内外で,従来産業の垣根を超えた競争激化も予想されます。この様な社会課題に対し,あらゆる知識・経験を仮想世界に実装し,様々な想定を事前に予測シミュレーションするデジタルツインやCyber Physical Systemsが注目されています。有限要素解析に代表される仮想世界でのシミュレーションは,時間と費用負担の大きい作業です。例えば,原子炉や自動車の開発等の大規模解析では,解析準備に2年以上を要します。これは,解析モデル作成の一部が自動化できないためです。本提案は,従来のボトルネックである解析モデル作成を自動化する技術イノベーションであり,圧倒的な生産性向上(2年を1週間へ短縮)を実現します。また,「解析にAIを適応可能にする技術」でもあり,形状最適化(空気抵抗の最小化等)も実現可能です。環境・安全問題など応用範囲が広く,各種産業の高度化に貢献できます。
[会社紹介]
株式会社プルートスは、 工業シミュレーション技術とAIを掛け合わせ、製品改良の全プロセスを完全自動化する技術を開発しています。
具体的な開発成果として、 これまで自動化が極めて困難であった高品質メッシュの生成を、複雑系物理の概念を応用することにより、安定して自動化可能にしました。
2030年を支えるベンチャーとして、 複雑系物理×シミュレーション×人工知能を武器に、デジタルツインの未踏領域を開拓して参ります。
~新素材LIMEXの施設内リサイクルで目指す日本のリサイクルの転換~
現在、国連が提唱する持続可能な開発目標(SDGs)の達成に向けた対応が求められているなか、日本の低リサイクル率が問題となっている。OECD加盟国でのリサイクル率を比較した場合、日本のリサイクル率は19%。下から5番目の状況だ。日本国内での「リサイクル」はサーマルリサイクルを指すが、グローバルでは「熱回収」とされ、リサイクルと認められていない。物へのリサイクル「マテリアルリサイクル」への転換が必要だ。しかし、インフラの整備や、分別の煩雑さ、運搬コストなどの課題があった。
石灰石を主原料とし、紙・プラスチックの代替製品となる新素材LIMEXを活用することで、上記課題を解決し、施設内でのコンパクトなマテリアルリサイクルシステムを構築する。LIMEXは製造方法によって紙・プラスチックの形状となり、また、高効率なリサイクルが可能だ。施設内ではLIMEX製のアイテムを使用、使用後はLIMEX回収BOXに投入し、施設内で新たな製品(メモや印刷用紙等の紙代替製品、オフィス用品、ごみ袋などのプラスチック製品)にリサイクルすることが可能だ。
[会社紹介]
石灰石を主原料とし紙やプラスチックの代替となり、持続可能な社会に貢献する日本発の革新的新素材LIMEXを開発しています。水や木をほとんど使わず紙の代替製品を、石油由来樹脂の使用を抑えプラスチック代替製品をつくり、資源枯渇問題やマイクロプラスチック、地球温暖化などの環境問題に貢献します。主原料となる石灰石の埋蔵量は世界的にほぼ無尽蔵であり、安価に入手可能なため、エコロジーとエコノミーを両立します。
"長距離送受信可能なLPWAを活用したIoTシステムによる「地域の課題を解決する自治体運営支援サービススマートシティ・オペレーション・システム」を提案する。過疎地域では、今後、小規模化が進むともに、高齢者の割合が増加する。地域としての社会的機能が低下し、自治体の維持が困難になることが予想され、消滅する危険性がある市町村もあると言われている。本社会課題を解決するために、センスウェイが有する強みであるLPWAを基盤とするIoTテクノロジーにより、過疎地域をスマートシティ化して自治体の運営を支援しながら、得られるビッグデータを利用して地方活性化を推進する。
地域が抱える社会インフラの維持管理や交通機関、医療・介護、見守り、災害・防災対策、環境問題等、地域の運営や人々の生活に関連する幅広い領域の課題を解決し、安心・安全とこれからの社会に必要な豊かな生活を実現できるソリューションを提供する。
[会社紹介]
センスウェイ株式会社は日本で唯一のLPWAの有力技術であるLoRaWANを使ったIoTプラットフォームを提供しているIoTサービスプロバイダーです。IoT技術力を背景に、より便利で快適なスマートな社会を構築すべく、日本全国にIoT通信設備の敷設と具体的なIoTソリューションの開発を積極的に進めています。
日本は総人口に占める65歳以上人口の割合が27.7%に達しており、世界保険機構の定義によると「超高齢社会」に該当しています。2030年に向けて、高齢者増加に伴う介護と少子化に伴う医療費の負担、医師不足、介護者不足への課題、労働者の減少(建設業界、製造業界、医療業界、介護業界等)による労働力低下の課題、2014年の労働安全衛生法改正によるストレスチェックの義務化、再生可能エネルギーへの急速な変更(太陽光発電、風力発電、水力発電)への課題、電気自動車と自動運転自動車への変化(中国はタクシーが全て電気自動車へ)、これらを解決するために社会は、急速にIoT化していく必要があります。それに伴い2020年に500億個のデバイスが繋がり、データ量が40ゼタバイトという膨大なデータ社会に変化します。これらの膨大なデータから価値を創出するためにAIが注目されています。しかし、この膨大なデータを汎用的に扱えるシステムが存在していません。それに付け加えてそのAIを理解ができる技術者不足の課題にも直面しています。そこで我々はその膨大なデータを汎用的に活用ができ、AIを容易な開発とAI開発を学ぶことのできるシステムを提供していきます。
[会社紹介]
日本はIT後進国で、米国に遅れるばかりです。AIを開発できる環境も整っておらず、
2020年に物が500億個以上繋がるIoT社会になり、40ゼッタバイトの膨大なBigData社会に変化します。我々は、高度な、IT技術やAI開発技術経験がなくても、誰でもAIを容易に開発できる世界初の全ての機能が整ったAllegroSmart Platformを社会インフラとして世界の課題を解決に貢献をしていきます。
「100 万分の 1 ㎜」=「ナノ」レベルの核心・基礎技術の革新が、近年飛躍的に進んでいます。例えば「バインダー」技術。少量の機能性ナノ素材を基材に密着させ、その特殊な効果を長く持続させます。例えば「ナノバブル」。肉眼では見えない微細な泡が、「水」にこれまでとは全く異なる機能を与えます。
これら進歩は、小さなスマフォの表面や試験管の中に止まりません。壁やカーテンの不燃化・除菌消臭フィルター化、ガラス表面の高機能化、発熱する障子、雨水の完全再利用、土壌や湖沼環境の再生、室内での水耕栽培や高密度養殖・・・・・・
ナノテクと従来の建設・建築技術、また ICT・IoT の融合により、大きな「カベ」や「天井」でしかなかった建築物の表面に新しい機能が与えられ、また構造物・インフラおよび施工の果たせる役割そのものが変化します。
その変化を具体化する拠点として、「ICIナノテク×インフラ総合ラボ」設置・展開を提案します。
[会社紹介]
株式会社ジャパンナノコート(東京都台東区):「常温・無機100%のナノバインダー」技術で、機能性ナノ素材を少量のまま、機能を損なうことなく基材に密着させ、効果を長期的に持続させることを可能にしました。
株式会社超微細科学研究所(京都市):粒径のそろった「ナノバブル」だけを大量生成し、水素・酸素・オゾン・窒素・二酸化炭素なども簡易に封入できる業界初の技術を、しかも片手サイズの装置という形で世界に提供します。